天神川駅より徒歩圏内、バリアフリーの墓所
浄土真宗本願寺派では、伝道教化の推進のために全国を31の「教区」に分け、広島県の西側を安芸教区として、その安芸教区を25の「組」に分かれています。その中、旧安芸郡の北側に位置する23ヶ寺で組織されているのが安芸北組です。
この組の歴史は古く、海田町を拠点にご法義相続のため「法中集会相続講」を結び活動を続けてきました。文化13(1816)年に本願寺門主、本如上人から「なお一層励むように」とのご趣意のご消息が送られています。
組の活動は月一回の「法中会」(住職の集まり)を始め、「寺族婦人会」「門徒総代会」「仏教婦人会」「仏教壮年会」「青少年育成会」等が組織され、活発に活動しています。
価値観の多様化した現代において、寺離れ、宗教離れが叫ばれていますが、仏教の本質が現代に無意味なものとなったわけではありません。
むしろ、現代ほど、お念仏のみ教えを人生の究極的な拠りどころとして生きてゆくことが大切な時代ではないのではないでしょうか。多くの課題がありますが、みんなの知恵を出し合って、浄土真宗のお念仏の教えを自ら信じ、次世代に伝えてゆきましょう。
昭和20年8月6日の広島への原爆投下により、藤川製鋼所の学徒動員の生徒、社員126名が、国民義勇隊員として広島県庁付近(現広島市中区加古町)の建物疎開作業中に犠牲となりました。
この126名の物故者追悼のため藤川製鋼所の代表者である藤川長市が昭和21年8月6日に供養塔を建立しました。その後、浄土真宗本願寺派 大龍寺住職了雲の三男眞澄を開基として迎え、同年12月6日、落慶法要を勤めました。
山号を古くから呼ばれていた「馬乗石山」とし、『一切経』の『根本説一切有部毘奈耶』と『華嚴演義鈔纂釋』より「久蔵」を頂き、寺号を「久蔵寺」としました。
当初は、浄土真宗系の単立寺院でしたが、昭和61年に宗教法人となり、平成18年には浄土真宗本願寺派へ転入しました。
永代供養墓 25万円
バリアフリー、駐車場、管理事務所、法要施設、駅近く