香木
- カテゴリ: 供養 情報
お墓引っ越しコンシェルジュです。
最近は、終活という言葉が世間に認知されてきていますが、
超高齢社会の中、相続や介護・医療などの問題はさらに深刻になってきています。
そして、実家のお墓や親戚の田舎のお墓などで様々問題が増えてきています。
お墓の承継問題や古いお墓の撤去・墓じまいなどの事例が多くなり、
様々な供養や埋葬方法が増えています。
お墓引っ越しコンシェルジュが、
供養や風習、納骨方法、日本の風習などを
難しく解説をするのではなく、解りやすい説明を致します。
少しでも納得してもらえたら幸いです。
本日は、「香木(こうぼく)」についてです。
香木とは、その名の通りに香りのする木のことです。
伽羅 きゃら
沈香 じんこう(沈水香木)
白檀 びゃくだんが有名です。
そのままでも、香りはありますが
薄片に削ったものを間接的に加熱して香りを楽しみます。
香木が日本に渡ってきたのは、
聖徳太子の時代、推古天皇3年(595年)に淡路島に香木「沈香」が漂着したのが
はじまりとなっています。
伽羅(きゃら)
香木の中でも最上品が伽羅です。
大変希少で素晴らしい香りを持つ香木です。
生成に長い年月を要し、人工的に作り上げることが不可能なため
年々価格が上昇して、とても高価な値段で取引されています。
近年は、「馬尾蚊足」で取り扱いがされています。
聞香(もんこう)で楽しんでください。
聞香とは
香道では香の香りを嗅ぐことを「聞く」といいます。
嗅ぐのとは違い、香りをゆっくりと味わうという意味が込められています。
沈香(じんこう)
とても有名な香木で、樹脂の沈着により比重が増して、水に沈むようになります。
これが、名前の由来である「沈水香木」です。
様々な研究をしていますが、長年の年月と特定の条件がなければ採取できず、
未だに人工的に生成できません。
白檀(びゃくだん)
ビャクダン科の半寄生植物で樹木の中心部分と根っこに香気があります。
ただ、伐採された直後はほとんど香りがありません。
各国で数年保管されて、初めて香木として香りを楽しめます。
香木は、「空薫」(そらだき)で香りを楽しみます。
間接的に熱を加えて温めることにより、香りを発生させます。
香炉に灰を入れて、香炭に火をつけて灰に軽く埋めます。
そして、香炭の近くに香木の薄片を置くと香りが広がっていきます。
これからも、お墓引っ越しコンシェルジュは、
改葬(お墓の引っ越し・お墓の移動・墓石の移し)・
古いお墓の撤去・墓じまいなどの相談や困り事のお手伝いを致します。
また、遺品整理やお墓参りの同行、お墓の掃除などのお手伝いも受け付けております。
今後は、様々な供養方法や納骨施設の情報などを公開していきます。
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2016年01月23日 23:45
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