お歳暮
- カテゴリ: 風習
お墓引っ越しコンシェルジュです。
最近は、終活という言葉が世間に認知されてきていますが、
超高齢社会の中、相続や介護・医療などの問題はさらに深刻になってきています。
そして、実家のお墓や親戚の田舎のお墓などで様々問題が増えてきています。
お墓の承継問題や古いお墓の撤去・墓じまいなどの事例が多くなり、
様々な供養や埋葬方法が増えています。
お墓引っ越しコンシェルジュが、
供養や風習、納骨方法、日本の風習などを
難しく解説をするのではなく、解りやすい説明を致します。
少しでも納得してもらえたら幸いです。
本日は「お歳暮」についてです。
お歳暮とは、もともとは「年末」や「年の暮れ」のことを意味していました。
しかし、時代は移り変わり、
新年に先祖の霊を迎えるために必要なお供え物を、分家が本家や親元に持って行く行事でした。
最近では、
毎年の暮れに、お世話になった人へ一年の感謝の気持ちを込めて贈り物を渡す言葉となりました。
お歳暮の由来は、
お正月に家々で飾る年神様の信仰に基づくもので、
祖先を敬い新しい年の豊作を祈るための供物を年末のうちに配った習慣が現代に伝わっている説と
昔、商売は掛け売りであり、盆暮れ(年末)の支払いをする際に
日頃お世話になっているお礼と、新年の挨拶をこめて
贈り物を持参したところから来た説があります。
現代のお歳暮を届ける時期は東京だけとても早くなっています。
デパートのお歳暮商戦の開始が早くなっているで、
年々、お歳暮の時期は早くなる傾向があります。
全国的の平均的なお歳暮の時期は12月10日すぎ〜12月20日頃です。
そして、関東地区だけは12月1日〜12月20日頃で早くなっています。
どんなに遅くても、25日までには届けておかないと
年末年始に入ってしまい、確実に手元に渡らないからです。
万が一、時期を過ぎてしまったら熨斗(のし)の表書きを変えて、
1/1〜1/7頃までに届く場合は、「御年賀」
関西の場合は、1/15となっています。
それ以降に過ぎた場合や、喪中のご家庭に贈る場合は「寒中御見舞」となります。
お歳暮は、風呂敷に包んで持参するのが正式なマナーです。
風呂敷のサイズにも作法があり、68×71cmの二幅、もしくは45×45cmの中幅を使います。
のしをかけてから包装紙で包むこと内熨斗(うちのし)、
包装紙で包んだ上からかける外熨斗(そとのし)があり、
正式な作法では外熨斗となります。
これからも、お墓引っ越しコンシェルジュは、
改葬(お墓の引っ越し・お墓の移動・墓石の移し)・
古いお墓の撤去・墓じまいなどの相談や困り事のお手伝いを致します。
また、遺品整理やお墓参りの同行、お墓の掃除などのお手伝いも受け付けております。
今後は、様々な供養方法や納骨施設の情報などを公開していきます。
https://www.ohaka-hikkoshi-kaisou.com
2015年12月06日 21:39
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