六曜 ろくよう

  • カテゴリ: 暦注

お墓引っ越しコンシェルジュです。       

 

 

最近は、終活という言葉が世間に認知されてきていますが、

超高齢社会の中、相続や介護・医療などの問題はさらに深刻になってきています。

そして、実家のお墓や親戚の田舎のお墓などで様々問題が増えてきています。

 

 

お墓の承継問題や古いお墓の撤去・墓じまいなどの事例が多くなり、

様々な供養や埋葬方法が増えています。

 

 

お墓引っ越しコンシェルジュが、

供養や納骨方法、日本の風習などを

難しく解説をするのではなく、解りやすい説明を致します。

少しでも納得してもらえたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

  六曜の友引

 

 

 

本日は「六曜」についてです。

 

六曜は14世紀の室町時代に中国から伝わったとされています。

 

時刻の占いであり,伝来当時と比べて名称や解釈・順序は変えられ、

 

現在では赤口以外は全て名称が変わっています。

 

 

六曜の赤口

 

 

明治時代に入って、吉凶付きの暦注は迷信であるとして、

 

政府はこれらを一切禁止して、一時は廃止になったのですが

 

第二次世界大戦以降に大衆から支持されて復活しました。

 

 

 

仏滅や友引など仏事と関係のあるようにみえる言葉が多くありますが、

 

仏教とは一切関係ありません。

 

 

昔の人達が当て字で六曜の言葉を決めた為です。

 

そもそも、釈迦は占いを禁じています。

 

また、浄土真宗の親鸞は迷信、俗信一般を否定しております。

 

六曜の仏滅

 

 

その六曜の中でも

 

葬儀や葬送業界に大きく関連している「友引」について記述します。

 

友引とは「凶事に友を引く」の意味とされている日ですが、

 

それは、日本独自の解釈の違いによって生まれた意味となります。

 

 

 

 

友引の由来としては諸説有りますが

 

昔は、勝負なき日と言い伝えられて、

 

勝負事は何事も引き分けになる日になっていました。

 

 

昔は、「共引」という漢字で記されており、

 

現在のような意味は全く有りませんでした。

 

 

しかし、陰陽道で「友引日」という友人に共に災いが及ぶと言われる日が有り、

 

混同された説と

 

中国語の「留引」を「ゆういん」がルーツとなっており、

 

訓読みとなって「ともびき」と当てはめたため、

 

「友引」にした説が有力な由来とされています。

 

 

六曜の起源である中国

 

 

朝は吉、昼は凶、夕は吉。とされており、

 

告別式が忌み嫌われているのは、

 

言葉の通りに友があの世に引き寄せられるという語呂の為です。

 

 

 

よって、「友引」は言葉の語呂の迷信から起きた習慣になります。

 

余談では有りますが、

 

逆に慶事については「幸せのお裾分け」という意味で、

 

結婚式の引出物を発送する方もいます。

 

 

 

六曜の友引に送られる引き出物

 

 

 

 

 

 

これからも、お墓引っ越しコンシェルジュは、

改葬(お墓の引っ越し・お墓の移動・墓石の移し)・

古いお墓の撤去・墓じまいなどの相談や困り事のお手伝いを致します。

 

また、遺品整理やお墓参りの同行、お墓の掃除などのお手伝いも受け付けております。

今後は、様々な供養方法や納骨施設の情報などを公開していきます。

 

https://www.ohaka-hikkoshi-kaisou.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2015年11月19日 00:10

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