座禅
- カテゴリ: 宗教作法
お墓引っ越しコンシェルジュです。
最近は、終活という言葉が世間に認知されてきていますが、
超高齢社会の中、相続や介護・医療などの問題はさらに深刻になってきています。
そして、実家のお墓や親戚の田舎のお墓などで様々問題が増えてきています。
お墓の承継問題や古いお墓の撤去・墓じまいなどの事例が多くなり、
様々な供養や埋葬方法が増えています。
お墓引っ越しコンシェルジュが、
供養や納骨方法、日本の風習などを
難しく解説をするのではなく、解りやすい説明を致します。
少しでも納得してもらえたら幸いです。
坐禅(ざぜん)とは、
各宗教や宗派のやり方は様々ですが、
姿勢を正して坐った状態で精神統一を行う仏教の作法を言います。
一般的には、姿勢を正して座り瞑想を行う事が坐禅だと多く解釈をされていますが、
止観と混同していることが多いです。
瞑想とは異なり、坐禅の意味合いは各宗教や宗派によって異なりますが、
大きなくくりで共通するのは、
お釈迦様が修行・修練で使用された精神統一で
物事の真実の姿とあり方を見極めて、
これに正しく対応していく心のはたらきを調えることを指しています。
そして、坐ることによって身体を安定させ、
心を集中させることで身・息・心の調和をはかっています。
別談ですが、現在ではフィットネスなどで爆発的に人気が出ている
ヨガも昔では坐禅と同じ意味合いでした。
参考として各宗教と座禅についての内容を少し紹介します。
臨済宗は、疑問を抱きつつ坐禅することにより悟りに至る看話禅の立場をとっています。
曹洞宗では、教えの根幹は坐禅にありとされていますので、
坐ること自体に集中する只管打坐(しかんたざ)を唱えています。
何故ならお釈迦さまが坐禅の修行に精進され、
悟りを開かれたことに由来していた為です。
座禅の作法も様々ですが、
目は半開きにして視線は1m程度先で落とします。
足の組み方は、多数有りますが大半は、
結跏趺坐(けっかふざ)と半跏趺坐(はんかふざ)で行っています。
手は法界定印(ほっかいじょういん)を組むのが多いとされています。
ただ、これに関しては、各宗派で異なるやり方が多数あります。
最も重要視されているのは、呼吸方法です。
丹田(おヘソの少し下です。)に意識をしてゆっくり行う事が重要です。
一回の坐禅は、概ね一炷という時間にしている所が多いです。
一炷(いっちゅう)とは、お線香一本が燃焼する約45分 – 1時間です。
テレビや映画で良く見かけるお坊さんが棒で肩をたたくシーンは
警策(けいさく・きょうさく)といいます。
また、警策を叩くお坊さんを直日または、直堂とも言います。
最近では、色々なお寺で週末や定期的に座禅会を行っているので、
仏教や宗教感を考えずに体験してみてはいかがでしょか?
心を整える事はとても良い体験なのでお薦めします。
総括をしますと
座禅は、姿勢、呼吸、心をととのえます。
また、調身・調息・調心ともいわれます。
これからも、お墓引っ越しコンシェルジュは、
改葬(お墓の引っ越し・お墓の移動・墓石の移し)・
古いお墓の撤去・墓じまいなどの相談や困り事のお手伝いを致します。
また、遺品整理やお墓参りの同行、お墓の掃除などのお手伝いも受け付けております。
今後は、様々な供養方法や納骨施設の情報などを公開していきます。
https://www.ohaka-hikkoshi-kaisou.com
2015年11月19日 20:38
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