名古屋近郊の潤沢地にstand still聖地
当院では、威徳神通道了大薩埵が本堂にて祀られています。
威徳神通道了大薩埵とは、
神奈川県南足柄市の大雄山最乗寺の守護神として『道了尊』・『道了さま』などと親しまれ、十一面観音菩薩の御化身として全国から諸願成就の信仰を集めている。
また道了大薩埵は、修験道の満位の行者相模房道了尊者(ぎょうじゃさがみぼうどうりょうそんじゃ)として世に知られる。
尊者はさきに聖護院門跡覚増法親王(じょうごいんもんぜんかくぞうほうしんおう)につかえ、大和の金峰山や熊野三山などで修業し、幾多の霊験を現された。
三井寺園城寺勧学の座に会った時、大雄山開創に当たり空を飛んで、了庵禅師のもとに参じ、土木の業に従事し、険しい山を一年にしてこの大事業を完遂した。
その力量は1人にして5百人に及び霊験は極めて多い。
慶永18年3月27日、了庵禅師が75才にしてご遷化。道了大薩埵は「以後山中にあって大雄山を譲り多くの人々を利済する」と五大誓願文を唱えて姿を変え、火焰を背負い右手に拄杖左手に綱を持ち白孤の背に立って、天地鳴動して山中に身をかくされた。以後諸願成就の道了大薩埵を称され絶大な尊崇をあつめている。